稲荷森稲荷神社は東京都世田谷区にあり、駅近でアクセスの良い場所に位置する神社です。
稲荷森稲荷神社は「とうかもりいなりじんじゃ」と読みます。
境内にある遊具は子どもたちの遊び場になっていて、地元に愛されている神社です。
今回は、稲荷森稲荷神社のご利益や歴史・御朱印・行事・アクセス方法についてご紹介していきます。
稲荷森稲稲荷神社のご利益
稲荷森稲荷神社(とうかもりいなりじんじゃ)は、
家内安全・商売繁盛・五穀豊穣・学業成就・縁結び
などさまざまなご利益があります。
日本全国に3万社以上あるお稲荷さんの一つで、赤い鳥居と狛狐が印象的な神社です。
稲荷森稲荷神社の御朱印
稲荷森稲荷神社の御朱印の種類
稲荷森稲荷神社の御朱印は以下の1種類のようです。
上の朱印は抱き稲の神紋、下の朱印は稲荷森稲荷神社印です。
稲荷森稲荷神社 御朱印の頒布時間
稲荷森稲荷神社の御朱印の頒布時間について、詳しい情報はありませんでした。
多くの神社では、午前9時〜午後4時頃に御朱印の頒布を行なっているようです。
日中であれば、御朱印をいただけるのではないかと考えられます。
稲荷森稲荷神社の歴史
稲荷森稲荷神社の神様は?
稲荷森稲荷神社の神様は、稲や食べ物に関係が深い『宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)』です。
古事記に以下のように記されています。
須佐之男命(すさのおのみこと)と、大山津見神(おおやまつみのかみ)の娘で神大市比売(かむおおいちひめ)がご結婚なさってお生まれになった。
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
和銅4年(西暦711年)2月11日(あるいは9日ともいわれる)に、京都伏見の稲荷山の山上三ケ峰に天下りなさったと言い伝えられている。
その地が現在の伏見稲荷大社である。
また、日本書紀には『倉稲魂命(うかのみたまのかみ)』と記されています。
稲荷森稲荷神社の御末社(拝殿向かって右)の御祭神は、須佐之男命です。
なお、狐は「お使い」であり神様そのものではありません。
稲荷森稲荷神社の創建年代
稲見森稲荷神社の創建年代は不明です。
境内に残されている庚申塔に「延宝(1673年-1681年)」の銘が入っています。
また、1953年(昭和28年)まで稲荷森稲荷神社の隣に湧水池があり、貴重な水源でだったようです。
このことから、この地に人が定住するようになってから創建したのではないかと推測されています。
昭和20年代初めまで神社の境内は鬱蒼とした森で、雨が降っても神社の境内に入ると傘はいらないといわれるほどで、「稲荷森(とうかんもり)」と呼ばれていました。
このことが現在に神社名の由来となっています。
稲荷森稲荷神社には、静御前が源義経を追ってこの地に至り、ここで一夜を過ごしたという伝説も残されています。
稲荷森稲荷神社の行事
稲荷森稲荷神社の神事や行事
稲荷森稲荷神社では、以下のような神事や行事が行われています。
日程 | 神事・行事 |
---|---|
1月1日 | 元旦祭 |
2月3日 | 節分祭 |
2月初め | 初午祭 |
6月20日 | 大祓(夏越(なごし)の大祓) |
10月第2土・日 | 例大祭 |
11月23日 | 新穀感謝祭 |
12月20日 | 大祓(年越の大祓) |
12月31日 | 除夜祭 |
毎月1日 | 月次祭 |
例大祭では、東京23区で1番大きい大太鼓を先頭に神輿の渡御が行われます。
稲荷森稲荷神社のアクセスについて紹介
公共交通機関からのアクセス
稲荷森稲荷神社は、東京都世田谷区にある神社です。
住所:東京都世田谷区桜丘2-29-3
公共交通機関でのアクセス方法はこちらです。
小田急線「千歳船橋駅」徒歩3分
駐車場について
稲荷森稲荷神社に駐車場はありません。
神社周辺にあるコインパーキングの利用がおすすめです。
まとめ
今回は、稲荷森稲荷神社のご利益や歴史・御朱印・行事・アクセス方法についてまとめてみました。
稲荷森稲荷神社は、
家内安全・商売繁盛・五穀豊穣・学業成就・縁結び
などさまざまなご利益があります。
創建年代は不明ですが、この地に人が定住するようになってから創建したのではないかと推測されています。
昭和20年代初めまで神社は鬱蒼とした森だったため、「稲荷森(とうかんもり)」と呼ばれていたことが神社名の由来です。
年間で様々な神事や行事がありますが、その中でも例大祭は特に大きな行事となっています。
小田急線「千歳船橋駅」徒歩3分と、アクセスしやすい稲荷森稲荷神社。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。