東京23区内で唯一の渓谷がある自然公園の「等々力渓谷公園」。
市街地との外気温差が、夏場でも−3〜5度程度あり都心にいながら森林浴を楽しめる場所となっています。
渓谷内の散歩ルートは約1キロで、大人も子どもも楽しめるスポットがあるため、ご家族で楽しめるスポットです。
この記事では、等々力渓谷の散歩コースと地図、見どころや楽しみ方をご紹介していきます。

等々力渓谷とは
東京23区内唯一の渓谷

等々力渓谷は、東京23区で唯一の渓谷です。
多摩川に流れ込む谷沢川沿いに広がる等々力渓谷は、東急大井町線等々力駅から徒歩3分というアクセスの良さもあり、「都会のオアシス」と言われています。
足を一歩踏み入れると世田谷区にいることを忘れてしまうほどの圧倒的な自然とひんやりとした空気にまるで異世界に飛び込んだような不思議な気持ちになりました。
私は等々力渓谷はパワースポットだと思っています。
都心にいながら森林浴を楽しめるおすすめスポットです。
東京の湧水57選に選定
等々力渓谷は、東京の名湧水57選に指定されています。
30ヶ所以上の湧水が点在している等々力渓谷では、湧水が窪地に集まり湿地帯になっているところが4ヶ所観察できるようです。
また、稚児大師御影堂前には湧水を使用した御手水場があり、秋には紅葉が浮かんでいたりするので、フォトスポットにもなります。
湧水の観察が目的の場合は、春や夏に訪れるのがおすすめです。
現在は閉鎖中で再開は2025年

等々力渓谷では2023年に園内で倒木が発生し、公園内への立ち入りや遊歩道が閉鎖されました。
2023年8月から11月に実施された調査で、危険木52本に剪定・伐採などの対応が必要と判明し現在作業が進められています。
その後、専門家の意見などを踏まえ、2025年中には禁止措置を解除できる見込みとなっているようです。
現在(2024年7月)は、危険木の伐採・剪定などの作業が行われ、作業が完了し安全な利用が見込まれる区域から順次解放が予定されています。
また、危険木の伐採・剪定と合わせて、樹林地の環境改善及び保全に向けた取り組みもされています。
等々力渓谷の散歩コースと地図
等々力渓谷の散歩コースはこちらです。
引用:世田谷区サイト
現在危険木の伐採・剪定作業中のため、以下の通行止めエリアや迂回路図をご確認ください。
作業が完了し安全な利用が見込める区域から順次解放予定となっているため、画像とは異なる可能性があります。
引用:世田谷区サイト
等々力渓谷の地図はこちらです。
等々力渓谷内の遊歩道は約1キロとなっており、渓谷内にあるスポットを巡りながらでも1時間〜1時間30分ほどで散策できます。
等々力渓谷の見どころや楽しみ方もご紹介!
等々力渓谷3号横穴
等々力渓谷では横穴墓群が6基以上発見されており、そのうち3基が今も残っています。
その3基の中でも昭和48年に発見された「3号横穴」は、埋蔵人骨や副理葬品も良好だったことから保存措置が講じられ、今も完全な状態で残っています。
3号横穴の中には入れませんが、入り口まで近づくことができガラス越しに覗くことが可能です。
また、3号横穴の上の広場には1号・2号の標識だけが残されています。
御岳山古墳
等々力渓谷の近くには、都指定史跡である「御岳山古墳」があります。
御嶽山古墳は、上野毛から尾山台にかけて広がる野毛古墳群の中の1基で、大型の帆立貝形古墳です。
古墳の中に入ることはできませんが、入り口に案内板があり詳細が記載されています。
等々力渓谷から徒歩約2分の場所にあるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
稚児大師堂
等々力渓谷には、「稚児大師堂」と呼ばれる小さなお堂があります。
稚児大師とは、
弘法大師(空海)さまの幼少期の姿を図像化したもの
です。
学問にもご利益があると言われている弘法大師ゆかりのお堂ということもあり、受験やテストに臨む人のパワースポットにもなっています。
日本庭園
メインルートから少し外れた場所にあるのが、「日本庭園」です。
綺麗に整備された日本庭園の先には、昭和36年に建築された書院があります。
書院は資料室兼休憩所として使用されており、履き物を脱いで書院にあがることもできるようです。
日本庭園内は昭和48年に作庭されたもので、当時のままの姿で保存されています。
また日本庭園内には芝生広場があり、渓谷散歩の休憩としてもおすすめスポットです。
- 開園時間
- 3月〜10月:午前9時〜午後5時
- 11月〜2月:午前9時〜午後4時30分
- 休園日
- 年末年始(12月29日〜1月3日)
不動の瀧
崖から突き出ている龍の頭の口から湧水が流れ落ちている、「不動の瀧」。
この不動の瀧は、等々力の地名の由来にもなっています。
等々力という地名の由来は諸説ありますが、
かつては水量が多く不動の瀧の音が渓谷に轟いていた
という説があるようです。
また不動の瀧は、静けさと神聖さが入り混じる不思議な空間で、都内でも有数のパワースポットとして知られています。
等々力不動尊

不動の瀧の横にある階段を登ると、「等々力不動尊」があります。
正式名称は「瀧轟山明王院轟不動尊(りゅうごうさんみょうおういんとどろきふどうそん)」であり、平安時代末(1,100年頃)に開創されました。
ご利益としては、
学業成就・健康長寿・厄除け・無病息災・商売繁盛
があります。
また、最近では縁結びや恋愛成就のご利益もあると噂になっているようです。
数百本の桜の木があり桜の名所として有名ですが、秋には紅葉の紅葉もを楽しむことができます。
さらに境内脇には展望台が設置されており、周囲に建物がないため絶景と吹き抜ける心地良い風を満喫できそうです。
境内には「四季の花」というお休み処があり、ドリンクやソフトクリームが用意されています。
営業時間
- 平日
- 11時〜16時(L.O 15時30分)
- 土日祝
- 10時30分〜16時(L.O 15時30分)
頑張って歩いたご褒美に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
等々力渓谷へのアクセス
住所:東京都世田谷区等々力1丁目22番、2丁目37から38番外
公共交通機関でのアクセスはこちらです。
- 東急大井町線「等々力駅」から徒歩3分
- 東急バス「等々力」から徒歩5分
等々力渓谷内に駐車場や駐輪場がないため、公共交通機関の利用がおすすめです。
まとめ
今回は、等々力渓谷の散歩コースと地図、見どころや楽しみ方についてまとめてみました。
等々力渓谷の散歩コースは約1キロとなっており、渓谷内のスポットを巡っても1時間〜1時間30分ほどで散策できます。
現在(2024年7月)は、危険木の伐採・剪定作業のため通行止めエリアがありますので、案内に従って散策しましょう。
作業が完了し安全が確認できたエリアから順次解放予定で、2025年中には全エリア解放予定となっています。
自然を感じられる場所に行きたい方にぴったりのスポットです。
散策ルートはしっかりと整備もされているため、お子様も安心して歩くことができます。
ぜひご家族で訪れてみてはいかがでしょうか。