東京都世田谷区にある砧公園はお花見等で有名な公園ですが、カブトムシやクワガタがいるという噂を聞いて探しに行ってみました。
都内でも虫取りができるなんて嬉しいですね。
夏休みには虫取りをしたがる子どもが多いですし、参考になれば幸いです。
砧公園でカブトムシやクワガタがどの辺りにいるのか?
またカブトムシやクワガタの採集時期や獲り方、飼育方法もお伝えします。
砧公園にカブトムシやクワガタがいる?
砧公園にカブトムシやクワガタがいる!
砧公園にはカブトムシやクワガタが本当にいます!
カブトムシやクワガタは樹液が出る木に集まってきます。
砧公園にはクヌギの木が何本かあり、主にそのあたりで目撃されています。
ただしカブトムシやクワガタがたくさんいるわけではないので、見つけたらラッキーと思ってくださいね。
砧公園マップ
砧公園マップPDFはこちらです。
そして、クヌギの木がある場所のマップのPDFはこちらからダウンロードできます。
このマップによると、クヌギの木は「けやきのトイレ」付近と「梅林」付近ですね。
樹液が出ているクヌギを探してみて下さいね。
圧倒的にセミが多い中、私はたまたま昼間に行ってクヌギの木の根元で見つけました。
土が盛り上がっていたり落ち葉が溜まっているところを優しく掘ってみると、カブトムシやクワガタがいることがあります。
私的には昼間の方が探しやすいと思いましたが、夜に採集を考えている方は、昼のうちに樹液が出ている木を探してチェックしておくと良いでしょう。
ちなみにセミがあちこちで羽化していて、貴重な瞬間を目撃することもできました。
土から出てきた蝉の幼虫は地面から10〜15㎝程度の高さの木や公園のベンチ等につかまり、そこで羽化していました。
あまりにも低い位置で羽化することにとても驚きました。
東京の世田谷区でカブトムシやクワガタが捕れるなんて意外に思うかもしれませんが、目黒区の碑文谷公園でもカブトムシを捕まえたことがあります。
碑文谷公園ではメスのカブトムシしか見つけられなかったのですが、こちらもやはり昼間に行って木の根元で見つけました。
公園に遊びに行ったらクヌギの木や落ち葉がある木の根元を探して見ると思わずカブトムシやクワガタに出会えるかもしれません。
砧公園 カブトムシやクワガタの採集時期
砧公園でのカブトムシやクワガタの採集時期は、6月下旬から8月上旬です。
カブトムシやクワガタは夜行性なので、夜間から早朝のほうが見つけやすいです。
夜に採集に行く時は虫取り網を忘れずに持参してくださいね。
昼間は土の中にいることが多いですが、ごくたまに木の根元にいたりもしますよ。
お盆を過ぎるとカブトムシやクワガタの数はぐっと少なくなります。
さらには、学校が夏休みに入ると採集する子どもたちが増えますので競争率が上がりますね…。
カブトムシやクワガタの獲り方
カブトムシやクワガタの獲り方をご紹介します。
- 夜や早朝にチェック。
- クヌギやコナラの木を探し、樹液が出ている箇所を探す。
- 1回でカブトムシやクワガタがいなくても、何度かチェックする。
- カブトムシやクワガタがいたら、身体の両側を指で優しくつまんでゲット!
虫がかじったりして木に傷がつくと修復のために樹液が出てきます。
公園内の木の樹液が出ていないからといって木を傷つける行為はおやめください。
カブトムシやクワガタの飼育方法
カブトムシやクワガタの飼育に必要なもの
カブトムシやクワガタの飼育方法をお伝えします。
・飼育ケース
・床用マット
・朽ち木
・エサ皿(昆虫ゼリーなど)
飼育ケースには、オスを2匹以上を一緒に入れると喧嘩することがあります。
身体に傷がつくことがあるので、オスは別々にケースに入れる方が良いでしょう。
床用マットや朽ち木を入れておくことで、カブトムシやクワガタが休むことができます。
昼間は土の中で休む習性があるので、寝心地の良いように整えてあげたいですね。
カブトムシやクワガタを育てる上での注意点
床用マットは湿らせておきましょう。
直射日光は避けるようにしてください!
直射日光に当たり続けるとカブトムシやクワガタの命に関わってきます。
また高温の状態も良くないので室内に置く場合は注意が必要です。
カブトムシやクワガタが卵を産んだら
オスとメスをペアで飼育ケースに入れると交尾して卵が生まれる可能性が高くなります。
白い粒(2-3㍉くらい)が転がっていたらそれは卵なので、回収して別の飼育ケースに移しましょう。
その際、卵は素手では触らずにスプーンのような物で優しくすくってください。
卵専用の飼育ケースにはたっぷりの飼育専用の土と朽木を必ず入れましょう。
カブトムシやクワガタが幼虫になったら
カブトムシの幼虫は食欲旺盛で朽木をかじって食べてしまうので朽木も数本用意しておくことをお勧めします。
スイカの種のような塊が土の表面に出ていたら、それは幼虫のフンなのでフンは取り除き飼育専用の土と朽木を足します。
幼虫は栄養状態が良いとそれだけ体も大きくなり、成虫も立派な大きさになるので専用の土を使用してください。
公園等の土や枯れ葉を使用すると自然界に潜むカビが生えて幼虫が全滅することもあるので必ず飼育専用の土を使いましょう。
フンは肥料になるので植木等にあげると良いですよ。
幼虫は4月頃、土の中で回転しながら「土まゆ」を作り始め、サナギになります。
「土まゆ」を作るためには縦10㎝以上の空間が必要になるので、2-3月に幼虫が充分な「土まゆ」を作れるようスペースを空けて配置します。
「土まゆ」の観察をするならペットボトルを利用すると「土まゆ」の中にサナギがいる状態を見ることができます。
ペットボトルを使用する場合はサナギが明るさに照らされることがないよう、黒い画用紙や厚紙等で囲い、観察の時だけカバーを外します。
砧公園でカブトムシやクワガタを捕まえることができたら飼育にチャレンジしてみてくださいね。
砧公園へのアクセスや駐車場について
砧公園へのアクセスや駐車場をご紹介します。
【公共交通機関を利用】
- 東急田園都市線「用賀」下車。徒歩20分。
- 東急コーチバス「美術館」下車。
- 東急バス「砧公園緑地入口」下車。
- 東急バス「岡本一丁目」下車。
用賀駅からだと少し歩くのでバスを利用した方が楽です。
【お車の場合での駐車場】
砧公園には駐車場が用意されています。
美術館通りから入庫することができます。
- 駐車台数:233台
- 料金:普通車(1時間まで300円、以後20分ごとに100円)、バス(2時間まで2000円、以後30分ごとに500円)
- 営業時間:24時間
土日祝日は大変混雑しますので、公共交通機関を利用されるほうが良いですね。
まとめ
砧公園のカブトムシやクワガタについてお伝えしました。
砧公園にはカブトムシやクワガタがいて、クヌギの木のあたりで見つけることができます。
カブトムシやクワガタは、6月上旬から8月上旬に多く見られます。
樹液が出ている木を中心に探すと見つかる可能性が高いです。
カブトムシやクワガタを飼育する際は、飼育に必要なものをそろえて環境に気を付けながら育ててください。
砧公園へは、公共交通機関か、お車で駐車場を利用をするという方法があります。
最後までお読みいただきありがとうございました。