豪徳寺は東京都世田谷区にある曹洞宗の寺院です。
豪徳寺と言えば、招き猫で有名ですよね。
招き猫発祥のお寺とも言われています。
境内には多くの招き猫がいて、参拝の際は探してみるのも楽しいですよ。
本記事では、豪徳寺の招き猫のご利益や由来についてご紹介します。
気になる招き猫の御朱印とアクセス方法についてもお伝えしていきます。
豪徳寺 招き猫のご利益や由来は?
豪徳寺は井伊家の菩提寺
豪徳寺は井伊家の菩提寺です。
「豪徳寺」という寺号は、井伊直孝の戒名である「久昌院殿豪徳天英居士」からです。
また、豪徳寺の境内には、井伊家の墓所があります。
そこには、直孝や直弼、歴代藩主や正室のお墓が並んでいます。
参拝の際には、ぜひお立ち寄りください。
2008年には国の史跡にも指定されました。
豪徳寺の雰囲気は、訪れる人々に新たな活力とインスピレーションを与える源となっています。
豪徳寺 招き猫のご利益は?
豪徳寺の招き猫のご利益は「家内安全」「商売繁盛」「開運招福」です。
豪徳寺の招き猫は白で右手を挙げていますね。
招き猫には意味もあると言われていて、一般的に、白は「開運招福」、右手を挙げているものは幸運や金運を呼んでいると言われていますね。
しかし、豪徳寺の招き猫はよくある小判を持っていません。
これは、お金や運そのものを招くのではなく、人との縁を招いているのだといいます。
人との縁をつなげて幸せになれるかどうかは自分次第ということなのでしょうね。
招き猫を手に入れたから「もう大丈夫!」というのではなく努力をしていきましょう!
豪徳寺 招き猫の由来は?
豪徳寺と言えば「招き猫」となったのにはある由来があります。
豪徳寺は元々は「弘徳院」という名前でした。
そんなある日、彦根藩主の井伊直孝が鷹狩りの帰りに寺の門のところで手招きをする猫に出会いました。
その猫に導かれて弘徳院へ。
そこで和尚さんの法談を聞きながら過ごしていると、突然の雨と雷。
猫のおかげで雷雨を避け、命を助けられた井伊直孝はとても感動し感謝しました。
猫が豪徳寺と井伊家の縁を結んでくれたのですね。
ちなみに、豪徳寺の招き猫は「招福猫児(まねきねこ)」と表現されています。
豪徳寺 招き猫の価格
豪徳寺の招き猫の価格は500円から7000円です。
大きさによって価格が変わってきます。
大きくなるほど値段も上がります。
欠品していることもあるので、実際に参拝されたときにご確認ください。
また、ケースに入ったキーホルダータイプの招き猫(豆)というものも用意されていて、こちらは800円です。
持ち歩くことができるし、ケースに入っているので汚れにくいし、なにより可愛い!
豪徳寺の御朱印
豪徳寺の御朱印は1種類です。
豪徳寺のご本尊でもある「釈迦牟尼仏」と書かれていて朱印がいくつも押されています。
価格は300円です。
御朱印の方には招き猫はないのですが、御朱印帳の方には招き猫がデザインされています。
招き猫や猫の足跡がデザインされていてとっても可愛いです。
青、赤、白の3種類がありデザインも違っているので、ぜひ実物を見て選んでみてください。
価格はいずれも1700円です。
寺務所で受付をされています。
- 受付時間:8:00~15:00
受付開始も閉まる時間もちょっと早めの印象ですね。
夕方に行くともう閉まっていたということになりそうですので、よくご確認の上で参拝してください。
豪徳寺へのアクセスについても!
公共交通機関
公共交通機関を利用した豪徳寺へのアクセスをご紹介します。
- 東急世田谷線:「宮の坂駅」下車。徒歩5分。約400m。
- 小田急線:「豪徳寺駅」下車。徒歩15分。約1.2㎞。
「豪徳寺駅」からはちょっと距離がありますが、コーヒーやパンをいただけるお店があって、ゆっくりと歩くのも楽しそうですよ。
駐車場について
豪徳寺には参拝者専用の駐車場があります。
こちらは参拝者専用の無料駐車場です。
20台ほどが駐車することができます。
豪徳寺のすぐそばで、自動販売機やトイレも近くにあり、とっても助かる駐車場です!
まとめ
東京都世田谷の豪徳寺についてご紹介しました。
豪徳寺は井伊家の菩提寺で境内には井伊家のお墓があります。
有名な招き猫のご利益は「家内安全」「商売繁盛」「開運招福」です。
招き猫は、かつて、井伊直孝が猫に招かれ寺で過ごしたことで命を救われたことに由来しています。
豪徳寺の招き猫の価格は、500円から7000円です。
豪徳寺の御朱印は1種類で300円です。
公共交通機関を利用する方法は、「宮の坂駅」や「豪徳寺駅」で下車して徒歩で向かいます。
お車の場合は、豪徳寺の近くに参拝者専用駐車場が用意されています。
最後までお読みいただきありがとうございました。